今回は5月18日に放送した、奥日光「低公害バス」に乗って、 以前お伝えできなかった『クリンソウの群生』を見てきました[E:sign01] e7a20cdb.jpg
前回と同じく「のあざみ」に乗車して、千手ヶ浜に向かいます[E:sign01] クリンソウが見頃なのと、日曜日と言う事も相まって赤沼車庫も三本松のパーキングも満車になっていました[E:sign01] 県内外から観光客やクリンソウや奥日光周辺の自然を撮る方が、沢山いました[E:flair] そして低公害バスに揺られ、千手ヶ浜に到着です[E:sun] 445014d0.jpg
丁度私がついた時に中禅寺湖遊覧船も到着していました[E:ship] そして中禅寺湖に沿って歩くこと約10分(写真を撮りつつ[E:coldsweats01]) db795732.jpg
この乙次郎橋を超えると、もうすぐです[E:note] 6e67f36c.jpg
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思わず見とれてしまい、夢中でシャッターをきります[E:coldsweats01] よく見たら同じ様に、写真を撮られている方が沢山いました[E:camera] お話によると、天候にもよりますが、今月いっぱいは見頃だそうです[E:happy01] 見たことがある方はご存知だと思いますが、本当に見事なので見たい方はお早めにおいでくださいね[E:shine] また、おいでになる際は植物の踏みつけなど自然への影響が問題となっていますので、 より良い環境を残せるよう、皆様のご協力をお願いします[E:think] そして小田代原です[E:note] 前回行ったときは緑が芽吹いて無かったのですが、今回は青々としていました[E:shine] 463f078e.jpg
レンゲツツジも咲いていました[E:wink] 89b95e8c.jpg
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千手ヶ浜も小田代原もまた、季節を変えて行ってみたいです[E:eye] その時は今回行けなかった、西の湖や菖蒲ヶ浜にも足を伸ばそうかと思っています[E:think] 詳しいお問合せや奥日光の事は 栃木県立日光自然博物館 〒321-1661 栃木県日光市中宮祠2480-1 TEL0288-55-0880  FAX0288-55-0850 HP:http://www.nikko-nsm.co.jp/ 奥日光に訪れる前に、日光自然博物館にお立ち寄りして頂くと、更に奥日光が楽しめるかと思います[E:happy01]

皆さんは「コウシンソウ」という花をご存知ですか? 私も今回調べるまで知らなかったのですが、栃木県の庚申山、男体山、女峰山及び群馬県の袈裟丸山でしか見られない 大変貴重な花です[E:bud] 1890年に理学博士・三好学さんにより発見された、タヌキモ科ムシトリスミレ属の食虫植物日本固有種であり、国の植物レッドデータブックで絶滅危惧II類に指定されている程の貴重な花です[E:sign01] 三好学さんは明治、大正、昭和時代の植物学者・理学博士で、日本の植物学の基礎を築いた人物の一人です。 特に桜と菖蒲の研究に関しての第一人者だったそうです[E:eye] 三好学さんはこの「庚申山」で発見した花を、山の名前を取り『コウシンソウ』と名づけました[E:sign01] 今回はコウシンソウ・庚申山に詳しい北山光夫さんにお話しをお伺いしました[E:sign01] 4f72aaa8.jpg
コウシンソウや庚申山についていろいろ教えて頂きました[E:sign01] コウシンソウは庚申山、男体山、女峰山、袈裟丸山の標高1200〜2200m付近の垂直な崖に生育しており、生育する為の環境は常に霧が流れて寒冷多湿で夏でも気温が25度を上回ることはないのが条件だそうです[E:flair] ですので、群落を形成するのは、庚申山のごく一部になっています[E:weep] 庚申山の自生地は国の特別天然記念物に指定されています[E:sign01] 花自体もとても小さく、群落があっても、垂壁や崖等の危険な場所にある上、特に目印などはないため、観察のためには、群落の位置を知る方の案内が必要だと教えて頂きました[E:sign01] コウシンソウの特徴は
植物体は葉がロゼット状に広がり直径は3cm以下。6~7月に高さ5cm前後の花茎を伸ばし、薄紫色の直径5〜10mmほどの花を咲かせる。近縁のムシトリスミレに似るが、一回り小型なこと、花の色がやや薄いこと、花茎はしばしば二股に分岐することが特徴となっている。 なお、花軸は開花時には横を向くが、結実すると上に反り返り、株の位置より上の位置に種子を押しつける。このため、一列に並んだ小群落を形成する事がある。 秋になると中心部に芽が固く集まった冬芽を作り、春までの期間を休眠する。 食虫植物としての捕虫部は葉や花茎で、これらから分泌した粘液で小さな虫などを捕らえ、消化吸収して自らの栄養分としている。
そして庚申山についても面白い話が聞けましたので、ご紹介しますね[E:note] 庚申山は元々「庚申信仰」の総本山と言われています。 そしてその庚申信仰の祖神は猿田彦命(サルタヒコノミコト)のことで、道祖神とも言われる神様です[E:sign01]道祖神と言うのは、道の神、旅人の神です[E:happy01] とくに庚申信仰の隆盛期である江戸時代は、この庚申山・猿田彦神社には多くの参拝者が訪れたと言います。 それに江戸時代後期に曲亭馬琴によって書かれた『南総里見八犬伝』の舞台にもなっています[E:wink] 庚申山の妖猫退治で犬飼現八が妖猫を退治したのがこの庚申山となっています[E:note] 丁度取材の後、庚申山とコウシンソウに詳しい方が新聞社の方を案内するとの事だったので、 同行してコウシンソウを撮って来ました[E:sign03] 私自身初めての登山で上手くは撮れてはいませんが、道中から載せて行きます[E:weep] 5045f27e.jpg
まずは一ノ門です[E:sign01]今回は特別にこちらからスタートさせて頂きました[E:sign03] 0770bde3.jpg
当日は下野新聞社の方たちを始め、沢山の方々とご同行しました[E:note] dd1355ef.jpg
まだこの頃は周りの写真を撮る余裕がありました[E:wobbly] 05680dd3.jpg
そして鏡岩で小休憩です[E:sign01] d34e53a7.jpg
庚申山の守護神・仁王門です[E:happy01]この辺から私はもうバテバテでした[E:crying] 4756de3c.jpg
見事なヤマツツジがありました[E:flair] a46e2915.jpg
やっと「旧猿田彦神社跡」に到着です[E:sign01] 残念ながら『庚申講本山 猿田彦神社』は昭和21年に焼失してしまい、現在では銀山平公園の傍にあります。 6c304180.jpg
何とか『庚申山荘』にたどり着きました[E:flair]こんなことなら普段から運動しておくんだったと、後悔しても後の祭りですね[E:coldsweats01] そして、庚申山を知る方々から「ここからが大変だよ」と言われ、後に「その通りだった」と思うのでした[E:wobbly] a79185a3.jpg
庚申山荘を出てすぐクリンソウが歓迎?してくれました[E:clover] 2868fbad.jpg
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ハシゴを上ったり、岩の下を潜ったり、チェーンをつたったあとは、めがね岩が見えてきました[E:eyeglass] acee2bd3.jpg
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こちらは後ろ側になります[E:eyeglass] そして見晴らしが良い所で、お昼休憩です[E:delicious]一息つくのも束の間、雨がやや強まってきましたので、先を急ぎます[E:sign01] 4c8d2401.jpg
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そして暫く進むと、 120922cb.jpg
この上にコウシンソウの群生があると聞いて、力を振り絞ります[E:note] やっと見つけました『コウシンソウ』です[E:sign03] ae56d962.jpg
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茎が分岐しているコウシンソウもありました[E:sign03] 2a2f07b9.jpg
こちらはユキワリソウです[E:flair] f9347731.jpg
私は正直、気づかなくて通り過ぎようとしてしまいました[E:coldsweats01] 話を聞くと5年間、毎年庚申山に登って、ようやく見つけたって方もいるぐらい見つけにくいので、見つける際は群生の場所を知っている方と一緒の方が見つけられますし、なにより安全です[E:sign01] 特に私の様な登山初めての方は、遭難等の危険性がありますので、お気を付けください[E:sign01] そして下山します[E:sign01]行きと別ルートでしたが、こちらもハシゴやチェーンで降りたりしました[E:delicious] 51877b7c.jpg
そして無事帰宅となりました[E:think] 帰りに麓の「かじか荘」で温泉に入って、汗と疲れを流したかったのですが、今回は時間の都合上戻ってしまいました[E:wobbly] 少し遠い方や、のんびりしたい方は、こちらの「かじか荘」に宿泊するのもいいと思います[E:flair] 庚申山荘に一泊したい方も、「かじか荘」にご相談ください[E:sign01] 最後に・・・ a5b64273.jpg
この看板に書いてある通り、庚申山は登山上級者向けになっております。 もしどうしても行きたい場合は、きちんとした装備を整え、庚申山を良く知っている上級者の方に同伴して貰いましょう[E:sign01] 無理せず安全に、『コウシンソウ』をそして登山を楽しんでくださいね[E:happy01]

最近梅雨明けが待ち遠しいです[E:sign01] こんにちわ[E:sun] 早速ですが、日光吟遊からです[E:flair] 今回は「丸彦製菓株式会社」のご紹介です[E:note] d2181098.jpg
お話しを伺ったのは、専務取締役 山田 邦彦さんです[E:sign03] 4108f1d5.jpg
「丸彦製菓株式会社」は1927年に先代の社長、山田哲蔵さんが宇都宮市元石町で山田製菓を創設し、焼菓子の製造を始めるたのが始まりです[E:happy01] 焼菓子製造も好評だったのですが、1964年に米菓製造メインに切り替え、1979年にはコンピューターシステムを導入し 米菓業界では初の、栃木県の経営合理化モデル育成工場に指定されます[E:note] 1981年には山田行彦さんが社長に就任し、1983年に現在の「丸彦製菓株式会社」となります[E:sign01] そして2000年に本社社屋および宇都宮市内の3工場を集約移転します[E:eye] 「名水の郷 日光おかき工房」と命名し、製造および観光工場として皆様に愛されています[E:think] 「丸彦製菓株式会社」のこだわりは何と言っても『国産米100%』と『日光の名水』です[E:good] 何年か前に日本が米不足だった時も、「国産米100%」と言うこだわりは変わりませんでした[E:sign01] 大変素晴らしい事ですね[E:sign01] それに工場をみて感じたのですが、衛生管理が徹底していてとても綺麗な工場でした[E:confident] 徹底した衛生管理を行うために工場自体も、フィルターを通した空気の取り入れ虫が入らない構造にしていて、なおかつ社員一人一人が気をつけているそうです[E:flair] 会社全体が気をつける事で、安心、安全、そして美味しいおかきやせんべいが出来ると言う事ですね[E:sign03] それに、高度な品質管理方式であるHACCP(ハセップ)対応工場で、自家発電、太陽光発電(2013年夏予定)、風力発電、プロパンガスによる、CO2・NOx等の削減廃熱利用の白然換気システムの取り入れにより環境保護にも勤めています[E:note] 「名水の郷 日光おかき工房」では直売所はもちろんの事、手焼せんべい体験ができます[E:sign03] 7c6e4c67.jpg
少人数なら予約等はいらないそうなので、是非やってみてください[E:sign01] 結構細かく絵が書けるみたいです[E:good] b19a24b2.jpg
取材した日は時間の都合上、体験は出来なかったのですが、出来たてのおかきを頂きました[E:happy01] 4a51b678.jpg
こちらの機械でおかきを揚げていきます[E:flair] f30f82c9.jpg
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こちらの揚げたておかきは店頭でも販売していますので、是非お買い求めください[E:sign01] 揚げたては、ふっくらしてサクサクでとっても美味しいですよ[E:shine] その他にも人気商品や新商品がたくさんありました[E:bleah] その中でも『日光揚げせん ひので』は特に美味しくて、後日ひっそりと買いに行きました[E:wink] 81a9087a.jpg
詳しいお問合せは 丸彦製菓株式会社 名水の郷 日光おかき工房  栃木県日光市芹沼1989-1 電話0288-31-1147 HP http://www.okaki.ne.jp/ そして恒例のプレゼントコーナーです[E:lovely] 今回は丸彦製菓株式会社さんより、『匠の花 桜』おかき詰め合わせを5名の皆様にプレゼントします[E:sign01] 応募方法は ○おはがきは 〒320-8601 栃木放送「日光FANラジ」宛 ○FAXは028-643-3311 メールの場合は nikko@crt-radio.co.jp まで、よろしくお願いします[E:sign01]応募の際は必ず「丸彦製菓 おかき詰め合わせセット」希望と書いてくださいね[E:coldsweats01] 締め切りは7月2日です[E:sign01] 当選者の発表はお品物の発送をもって代えさせて頂きますね[E:note] また、番組への感想、ご意見もお待ちしています[E:sign03] よろしくお願いします[E:sign01] 続いてGO GO NIKKOから『コウシンソウ』ですが長くなりそうなので、記事を別にします[E:flair] 最後にライブNIKKOから「手作り小物市」です[E:note] ee908515.jpg
「手作り小物市」を主催するのは『手作りグループ「輪」』と言い、日光市御幸町に『手作りの店 「輪」』をオープンしている方達です[E:shine] こちらのグループは2010年に「手作りの作品の展示、販売、体験教室の活動を通じて、会員相互並びに地域の人々とのコミュニケーションをはかり、地域活性化及び、観光の発展に貢献する」と言う事を目的にして結成されました[E:flair] それでは当日の様子です[E:sign01] 最初にお話をお伺いしました、手作り小物市を主催した グループ「輪」 会長 石塚 悦子さん(中央)と 向かって左が広報担当 横瀬 一夫さんです[E:sign03] 8f7cc56d.jpg
そして体験教室の「工房 風」浅見 重正さんです[E:flair] 36488d1c.jpg
こちらでは『とんぼ玉』の作成を体験できます[E:sign01] とんぼ玉とは
穴の開いたガラス玉(ビーズ)のこと。模様のついたガラス玉をトンボの複眼に見立てたため、「とんぼ玉」と呼ばれたといわれている。
だそうです[E:bleah] 古くから日本でも作られており歴史を遡ると、紀元前4000年より前にエジプトやメソポタミアで作製したビーズが始まりだと考えられているみたいです[E:sign01]日本では吉野ヶ里遺跡から、勾玉と一緒に小型のとんぼ玉が出土しているみたいです[E:eye] 9d174e97.jpg
なんと、浅見さんはとんぼ玉を作りながら、インタビューに答えてくれました[E:sign01] ありがとうございます[E:shine] 2209defc.jpg
この向かって左の「クリスタルガラス」と言われるガラスを熱して、右のステンレスで出来ている「鉄芯」に巻きつけていきます[E:note] aaed0e6a.jpg
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とんぼ玉のベースが出来上がります[E:sun] 4f3ed4cd.jpg
ベースが出来上がったので、今回は金粉で模様を描いていきます[E:wink] f2507a36.jpg
思わず見入ってしまうほどの、職人の技ですね[E:sign03] 35e504cb.jpg
この『とんぼ玉体験』の他にも、『和小物』や『押し花』の体験教室がありますので、ぜひ体験してみてください[E:note] それではとても手作りだとは思えない、手作り小物市の様子です[E:wink] 462c636f.jpg
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こちらは先程も紹介しました、「工房 風」の浅見さんの『とんぼ玉』を始めとする作品です[E:flair] 3c6777c4.jpg
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この他にも紹介しきれないほどの、素晴らしい小物がいっぱいありました[E:sign01] 是非欲しい方がいましたら、毎月第4金曜日・土曜日に今市宿市縁ひろば展示場『手作り小物市』を行っていますので、せひお越し下さい[E:happy02] 次の来月まで待てないという方は、 日光に手作りの店「輪」と言うお店がありますので、是非ご来店ください[E:think] 住所 日光市御幸町574-1 日光街道沿いの「御幸町交差点」より少し今市方面に向かったところです[E:flair] そして今回はプレゼントがもう一つ[E:sign03] 先週放送した「第100回記念 今市宿六斎市」を記念したバッチを6名様にプレゼントします[E:flair] b79d3bc5.jpg
応募方法は同じですが、「今市宿六斎市 100回記念バッチ希望」と書いてくださいね[E:sign01] それではよろしくお願いします[E:sun]

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