まだまだ暑い日が続きますね[E:coldsweats02]
夏バテにはお気をつけてください[E:sun]
今回の日光吟遊は「日光甚五郎煎餅 株式会社 石田屋」さんです[E:sign01]
取材は日光工場で行いました[E:flair]
本店は、旧日光市,本町の国道120号線から少し路地に入った趣がある場所にあります[E:happy01]
以前ご紹介しました、「田母沢御用邸記念公園」の近くになります[E:bleah]
日光工場は旧今市市内、森友の国道119号線(日光街道)沿いにあります[E:note]
それでは、お話をお伺いしました、「株式会社 石田屋 常務取締役 石田雅一さん」です[E:sign03]
石田屋さんは、明治40年に石田定吉さんが日光市本町にお店を起こしたのが始まりになります[E:flair]
当時は醤油やゴマのお煎餅がメインの商品となっていました[E:sign01]
その頃は、足尾が大変活気があったので、足尾に行って商売をしていたそうです[E:flair]
当然車が普及する前ですから、リアカーに商品を乗せ、片道2~3時間掛けて通ったそうです[E:shine]
そして昭和37年に「日光に新しいお土産を作りたい」と言う思いから、
『日光東照宮の眠り猫』を掘った、左甚五郎さんからお名前をお借りして「日光甚五郎煎餅」を作りあげました[E:sign03]
当時の煎餅は『丸い形』と言う既成概念があったのですが、形は『四角』にして、
更に味は、外国のお客様を意識した『塩とバター』の味付けにしました[E:flair]
今では様々な形、味のお煎餅がありますが、この時代にはかなり斬新でした[E:shine]
日光甚五郎煎餅のパッケージのデザインも当時は新しく、今でも変わっていない缶とマスコットの猫[E:cat]
こちらの缶色と猫は、『眠り猫』が由来となっています[E:wink]
そしてイメージキャラクターとして女優の『佐久間良子』さんを起用していました[E:sign03]
様々な試行錯誤の末、「甚五郎煎餅」は皆さんに愛され、日光土産として定着し、
昭和43年に「日光工場」が出来ます[E:shine]
そして昭和55年に和菓子事業部が出来て、伝統の味を守りながら新しい商品にも力を入れています[E:sign03]
今ではお煎餅だけでも30種類以上あり、和菓子も日光周辺のホテルや旅館のお茶請けとして、
使われているぐらいとても美味しいです[E:think]
取材に行った時、特別に工場見学をさせて頂きました[E:sign03]
丁度作っていた商品は和菓子の人気商品『日光の雅 しっとり胡麻あん風味』でした[E:eye]
まず材料を入れます[E:sign01]
ちなみにこちらの機械は、先日お伝えしました「虎彦製菓株式会社」さんの創業者、
林虎彦さんの会社、『レオン自動機』さんの包あん機だそうです[E:note]
その機械で胡麻あんを詰めていきます[E:eye]
そのままきなこの海へ入っていきます[E:happy01]
そして何重にもわたる検品の末・・・
包装・箱詰めされます[E:sign03]
そして専用の機械で包装されて完成です[E:sign03]
こちらの工場では、直売も行っています[E:sign01]
ご覧の通り、ほとんどの商品が試食可能となっていますので、お好きな味をお買い求め頂けます[E:happy02]
ぜひご利用ください[E:sign03]
詳しいお問い合わせは
株式会社 石田屋 今市工場 日光市森友23 電話0288-21-2037
HP:http://www.jingorou.com/
またホームページからのお買い物も出来ますので、遠方の方は是非ご利用くださいね[E:think]
そしてお待ちかねのプレゼントコーナーです[E:happy01]
石田屋さんより、7色の味の楽しみ「彩々づくし」を5名の皆さんにプレゼントです[E:sign03]
ご応募方法は記事の最後に発表します[E:delicious]
続いてGO GO NIKKOから日光彫りの「五十嵐漆器株式会社」さんです[E:sign03]
以前「お宝骨董市」の時にも少しお話ししましたが、日光彫りとは
江戸時代に3代将軍、徳川家光公が「日光東照宮」を荘厳な社殿への大規模改築、「寛永の大造替」が行われ、
腕の良い職人さんが全国各地から集められました。
そこで、東照宮の修繕に当たる傍らで木々を彫って箪笥や盆、机などを日光土産として販売するようになった事が
日光彫りの始まりと言われています[E:sign01]
当初は日光堆朱塗りや日光盆などと呼ばれていたみたいです[E:eye]
日光彫りについてお話と、体験をさせて頂きました「五十嵐漆器株式会社 代表取締役 五十嵐 輝吉さん」です[E:sign01]
五十嵐漆器さんは東武日光駅から5分、またJR日光駅からも徒歩10分の場所にあります[E:flair]
また今回私達も体験しました、「日光彫体験学習」も随時受け付けておりますので、
是非体験してみてください[E:happy01]
日光彫りの特徴は、「ひっかき(日光三角刀)」と使う所にあります[E:sign01]
左の2つが「ひっかき」となります[E:flair]
刃に角度がついているのですが、普通は60度と90度のひっかきがあり、
職人さんによっては角度をオーダーして作るそうです[E:note]
模様は植物が多く、日光東照宮によく見られる、牡丹・菊・桜・梅やニッコウキスゲがよく掘られています[E:sign01]
そして平面部には「石目打ち・星打ち」と呼ばれる技法が施されていています[E:eye]
丁度こちらの平面部の凹凸が「星打ち」です[E:eye]
星打ちは、五寸釘を加工した道具で施されます[E:flair]
そして塗りの方は、『日光朱堆塗り』という技法が明治時代以降に定着したそうです[E:sign01]
彫りが終わった製品に直接朱漆を塗り、その上に黒炭の粉を降って一度黒色とした後に磨き、その磨き具合によって
下地の漆の朱色を調節しより立体的に仕上げる技法だそうです[E:sign01]
そのため独特な色合いになるんですね[E:flair]
いよいよ体験です[E:sign03]体験には大門さんが掘ったものをご紹介していきます[E:note]
まずは掘る製品を選びます[E:smile]
左から「フリープレート・フォトブック・手鏡(小)・手鏡(大)」となります[E:flair]
掘る製品を選んだら、次は掘るデザインを選びます[E:sign01]
お店に伝統的なデザインの写し絵がありますので、その中から選んでもOKです[E:happy01]
選んだデザインを製品に写します[E:wink]
写した線に沿って掘るのですが、私は中々上手くいきませんでした[E:coldsweats01]
大門さんはお上手ですね[E:bleah]
そして完成です[E:sign03]上手く掘れていますね[E:flair]
一方私のは・・・
うーん[E:coldsweats01]もう少し上手く掘れると思ったのですが・・・[E:crying]
どのように掘るのか五十嵐さんに掘って頂きました[E:flair]その様子をご覧ください[E:sign03]
五十嵐さん 日光彫 実演
↑クリックすると動画が見れます[E:eye]
携帯からの撮ったため画質は良くありませんが、素晴らしいです[E:sign03]
そしてこの動画で彫って頂いたものを、1名様にプレゼントしちゃいます[E:happy01]
応募方法は最後にお伝えしますね[E:shine]
そのあと工場見学もさせて頂きました[E:note]
こちらでは、材料となる木材の管理・制作、塗りや仕上げまで行っています[E:sign03]
体験学習の人数が多い時にも、こちらで行います[E:flair]
丁度趣味で、日光彫をしている方の作品を、塗っていたのですが凄くお上手ですね[E:sign03]
日光彫の体験から、販売・修理までやって頂ける、五十嵐漆器株式会社の詳しいお問い合わせは
五十嵐漆器株式会社 日光市 松原町 17-7 電話 0288-54-1599
HP:http://www.mmjp.or.jp/nikkobori-shop/
この機会に伝統の技、文化にふれてみてはいかがでしょうか[E:sign02]
プレゼントの応募方法です[E:sign03]
○おはがきは 〒320-8601 栃木放送「日光FANラジ」宛
○FAXは028-643-3311 メールの場合は nikko@crt-radio.co.jp まで、よろしくお願いします[E:sign01]
応募の際は必ず 「日光甚五郎煎餅 彩々づくし希望」
また「五十嵐さんの日光彫希望」と書いてくださいね[E:coldsweats01]
締め切りは9月3日です[E:sign01]
当選者の発表はお品物の発送をもって代えさせて頂きます[E:note]
また、番組への感想、ご意見もお待ちしています[E:sign03]